皆さま。寒い冬の季節、特に女性の方は「冷え」に悩まされていませんか?
”かじかむ手足”は何とか…モコモコの手袋・厚い靴下、ホッカイロ。対策はすれど、この寒さでは追いつきませんよね。温かいお風呂にゆっくり入って、ホットミルク、しょうが湯などあったかい飲み物で何とかしのげれば良いですが…
今回のお話は「カラダが芯から冷える」すなわち「カラダの核となる深部体温の低下」にスポットを当てます。
冷えはカラダにとって「天敵」です。
脳血管や心疾患もこの時期多くなります。原因は動脈が冷えや寒さで収縮してしまい、もともと細くなっている血管を塞いでしまうから。「ヒートショック」といわれますが、ご高齢者さまだけではなく」中高年以降の方であれば、リスクがあるといわれます。
ですが・・・病院に行っても「冷え性」という病名で、治療やお薬の処方はなく、
「冷え」=「病気」であるという概念はあまりないようです。
◎「冷え」があったらどこかに問題が必ずある
単に気温が低いからといって、全員が「冷え」を発症しているとは限りません。
深部体温つまり、カラダの中心部の温度はいくら外気が低くても一定に保たれています。人間が持つ素晴らしい体温機能ですよね。
ところが、深部体温を保てない方がいらっしゃいます。その方が「冷え性」を発症します。
「手足が冷たい」「肩がこる」「しもやけができやすい」「おなかが冷えると下痢をしやすい」「腰が冷えると足にしびれを感じる」
冷えの感じ方は人によってさま様です。気管支喘息の人は肺に冷えを感じ、骨折の経験のある方は寒くなると患部に冷えを感じます。
「冷え」を感じたら身体のどこかに問題があると考えたほうがよいでしょう。
しかし、冷えの対策はできても、治療は非常に難しいとされています。前述のように西洋医学では冷えに該当する病名がなく、診断や検査法がないからです。
テレビなどで、「サーモグラフィー」を使った検査がよく紹介されますが、普通の病院ではあまりお見掛けしませんよね。
ご存知の方も多いとおもいますが、東洋医学では「冷えは病気の原因である」という考え方があります。
東洋医学の考えも取り入れながら、自分で自分の”体温管理”がしっかりできるように「セルフケア」の重要性をアドバイスします。
◎落とし穴・・・よく知られていない冷えの原因
普通、冷え性と聞くと、気温の低下・寒冷が原因かなとおもいますが、いやいや夏場でも…冷や汗などはでますよね。
□精神的ストレス
近年、精神的ストレスと冷え・血管への悪影響がわかってきました。人間関係、異動や転職、過労。
精神的ストレス⇒交感神経優位⇒カラダが戦闘モード心臓の鼓動が早くなる⇒体温上昇
これが数か月続くとエネルギーがなくなってきて、体温は下がってきます。この体温は「深部体温」です。
□カラダの核の部分が「冷える」とどうなるか?
①免疫兵隊機能の低下…風邪やインフルエンザにかかりやすい
身体の中では、風邪ウイルスや細菌感染に備えて、血液にリンパ球やキラー細胞といった、悪い奴を退治してくれる免疫細胞があります。
いわば病気を防いでくれる兵隊さんですが、「体温が低下」すると、免疫兵隊機能が一気に下がります。
実は「がん細胞」も未然に増殖しないよう見張って、やつけてくれるのが免疫兵隊ですから、風邪やインフルエンザをはじめ、「がん」など怖い病気にもかかるリスクがあがってしまいます。
②内臓機能が低下…胃もたれ、便秘、下痢など
一定の温度に保たれてこそ、内臓は活発に動いてくれます。食べ物の消化・吸収・排泄。
「深部体温が下がる」と、”胃もたれ”、”消化不良”、”便秘や下痢”などの症状が出るでしょう
③血管運動機能が低下…血圧上昇、脳血管障害
血管は体温が低いと縮こまって、収縮します。血管の中は、血液が自由に、サラサラ流れる必要がありますが、血管が細く縮むと、血液もドロドロになって、流れにくくなります。
血液の役割は、「酸素と栄養素の運搬」ですから、細胞の隅ずみまで送られる新鮮な栄養と酸素が届きにくくなり、細胞の代謝が低下します。
④「自律神経の乱れ」…頭痛、不眠、だるさ
交感神経と副交感神経系のバランスが崩れ、だるさや不眠が出現します。
□子供の冷えにご注意を!
大人だけではなく、子供にもみられます。「風邪をしょっちゅうひく」「冬になるとカラダがだるく調子がわるい」「冬になるとしもやけができやすい」といった不調は冷えの兆候です。
10代、20代は、男女ともにホルモンバランスが変わる時期です。特に10代の子を持つ親は、子供の体温に気を付けて健康管理をしてあげてください。
□冷えに効果のある温めるポイント どこを温めればよいの?
〇「手・足」…冷え予防では、特に冬場は一番大事なポイントです。現代は「ヒートテック」のようなすぐれた素材も多くなっています。活用されるとよいでしょう。
〇「くび」…首もとは衣服から空気が入り込みやすいポイントです。首痛、肩こりの原因にもなります。襟付きの上着、マフラーなど効果的に使用しましょう
〇「おなか」…内臓をしっかり保温。腹巻やおなかがすっぽり隠れるインナーを選びましょう
〇「食道・胃腸」…80度前後の白湯やお茶をゆっくり摂取するとよいでしょう。朝食前の起床時に白湯を飲むと内臓が温まり、深部体温上昇に効果があるといわれています
◎冷たい飲み物を一気に飲む習慣がある方は、胃腸にストレスを与えています。冷たいものは少しづつ摂取しましょう。
□深部体温を上げて、万病からカラダを守ろう
「古川メディカル整骨院」が自信をもってお勧めできる冷え予防の施術
①全身ストレッチ
冷えた筋肉は伸び縮みが悪くなります。大きな筋肉「太もも」「せなか」「骨盤」などをよーくストレッチすると大変効果があります。
②腰部・骨盤 体操
腰や骨盤は内臓を支える役割です。骨盤体操をすることで、内臓の動きを良くして、代謝を活発にします
③表皮マッサージ
表皮をさするマッサージです、皮膚表面の体温をまず上昇させます
④筋肉マッサージ
続いて筋肉をマッサージ、深部体温の上昇を意識します
⑤血流改善
上記の施術で血流は改善、冷え・むくみ・その他、自律神経障害・肩こりや腰痛まで改善が期待できますよ!「骨盤」も整えます。ぜひ一度「古川メディカル整骨院」の整体を体験ください。
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